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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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近畿日本鉄道 12200系12254F@大阪難波

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イメージ 1

大阪難波にて

近鉄難波線の大阪難波駅で撮影した近鉄12200系12254F。近鉄名古屋発大阪難波行きの特急列車として到着後、回送列車となって発車を待っているシーンです。

撮影日は今年5月29日で、この日は西宮へ向かうために阪神なんば線の列車を待っていました。そこに到着したのがこの12254Fでしたね。やはりこのカラーリングの近鉄特急には安定感があります。

近鉄12200系は1969年から1976年にかけて製造された特急型電車で、当時の近鉄特急車としては最大勢力となる168両が製造されました。現在も各路線で幅広く活躍していますね。

導入当時の近鉄では難波線・鳥羽線の建設と志摩線の改軌を行い、難波・名古屋~賢島間を直通する特急の運行を計画していました。その際に輸送量の増加が見込まれ、それに対応するために製造されたのが12200系です。

近鉄では1967年に12000系を導入しており、この12200系は12000系の改良型です。12000系は2両編成10本の20両しか製造されていないため、12000系は先行試作車的な存在と言えるかもしれませんね。

この12200系は12000系と同様に軽食を提供するスナックコーナーが設置されていました。スナックコーナーは12000系よりも拡大されましたが、12221F以降は逆にスナックコーナーを省略しています。

当初は先頭車のみの2両編成でしたが、後に需要増に対応して中間車を製造して組み込み、4両編成や6両編成となった編成もあります。現在2両編成は他形式への改造などもあり3本のみとなっていますね。

撮影時は回送となるため幕回しが行われており、かつての湯の山特急の幕が出てきました。この表示のママ少しの間止まっていたので、運転士さんのサービスだったのかもしれません。


・・・以上、得体の知れない感情。ぽっぽやがお送りしました。

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