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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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南海7100系7177F@紀ノ川~和歌山大学前

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南海本線紀ノ川~和歌山大学前にて

南海本線の紀ノ川~和歌山大学前間で撮影した南海7100系の7177F。難波行きの特急サザン26号として運用されているシーンです。手前の4両が7177F。

特急サザンは自由席車として通勤形電車が4両併結されており、写真の7177Fはその役割ですね。この時指定席車として併結されていた特急形電車は10000系10008Fでした。

このように座席指定車と自由席車を連結して運行する特急は関西私鉄では唯一であり、南海の大きな特徴とも言えますね。なおかつては全席指定の特急サザンも運行されていました。

特急サザンは和歌山~徳島航路に連絡していた特急「四国号」を前身としており、10000系の登場に合わせた1985年に運行を開始しました。

当初の編成は自由席車4両に座席指定車2両の6両編成であり、全席指定の場合は座席指定車2両を2編成併結した4両編成でした。1989年には一部の列車が座席指定車4両・自由席車4両の編成となります。

1992年に10000系が全編成4両化され、全列車が8両編成となっています。停車駅も当初の難波・新今宮・堺・岸和田・泉佐野・和歌山市・和歌山港にみさき公園・天下茶屋・尾崎・和歌山大学前が追加されました。

2011年には10000系の後継となる12000系が登場し、8000系とのコンビで運用されています。今のところ12000系は2編成しか製造されておらず、本数で言えばまだ10000系と7100系の組みあわせの方が多いですね。

写真の7177Fは1973年6月4日に東急車輌で製造された編成で、同じ日には7173F、7175F、7179F、7181F、7183F、7185F、7187F、7191Fが製造されています。


・・・以上、今日は寒い一日だった。鉄道員日記がお送りしました。

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