泉佐野にて
南海本線・空港線の泉佐野駅で撮影した南海7100系7165Fの空港急行難波行き。撮影日は昨年3月30日で、この日は泉佐野の1・2番ホームで1時間ほど撮影していました。
泉佐野の和歌山市側には大きなカーブがあり、そこを通過する列車が狙い。このカーブはかなり遠いので、航空機用の500mmレンズを引っ張り出して撮影していました。今回の写真は460mmで撮影。
南海7100系は1969年から1973年に書けて製造された南海の通勤形電車で、現在も南海本線系統で主力車両として運用されています。1963年登場の7000系の改良型と言える形式ですね。
南海の形式としては最大勢力となる152両が製造され、製造は東急車輌製造と近畿車輛が担当しました。初年度製造の第1次車から、第6次車まで存在します。
7000系と車体などの基本寸法は同じですが、ドアが大型片開きドアから両開きドアに変更されたほか、窓も2段上昇窓から1段下降窓へと変更されています。また戸袋窓が無くなったことにより、外観はかなりすっきりしていますね。
1次車は非冷房で落成しましたが、2次車以降は新製時から冷房を搭載しています。1次車も後に冷房化されています。現在1次車は全て廃車となっており、2次車以降にも廃車が発生し始めています。
写真の7165Fは1972年6月30日に近畿車輛で製造された編成で、4次車に該当します。4次車からは前面に方向幕が新設されました。1~3次車も後に方向幕を設置しています。
・・・以上、通信終わり。鉄道員日記がお送りしました。