泉佐野にて
泉佐野で撮影した南海50000系50505Fの特急ラピートβ40号。撮影日は昨年3月30日で、この当時の50505Fはスターウォーズとコラボしたラッピングを纏っていました。
この日の狙いは8両編成の空港急行でしたが、写真の50505Fも撮影できて良かったです。側面のラッピングなのでなかなか解りやすく撮るのが難しいですね。後ろの方は割と見えていますが。
南海50000系は難波~関西空港を結ぶ空港連絡特急「ラピート」用として導入された特急形電車で、1994年9月4日の関西国際空港開港と同じ日に営業運転を開始しました。
6両編成6本の36両が在籍しており、所属は住ノ江検車区。50000系は全て東急車輌製造で製造されました。90年代登場の形式ですが、車体は普通鋼製となっています。
50000系は外見に特徴の多い形式で、特に先頭部は他に類を見ない形状ですね。これはスピード感と力強さを表現するためにハイテクなイメージを押さえたデザインで、飛行機の流線形のイメージも重ねています。
正面中央には飾り角があり、スカートには飾りナットが取り付けられています。灯器類は両側面のフィンに埋め込まれており、その側面には砲弾型の飾りが付けられています。
車内には空港連絡特急として荷物置き場を各車に設置しており、また座席上の荷物棚も飛行機と同様のハットラック式を採用しました。側面窓も飛行機のイメージとして楕円形になっていますね。
写真の50505Fは2015年11月21日から2016年5月8日まで映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」とコラボして特急ラピート「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」号として運行されていました。
ベースを黒に塗り替え、側面に登場するキャラクターのラッピングを施したほか、車内のデッキ部分にも各種ラッピングを施していましたね。
・・・以上、よりダースベイダーに近くなった。鉄道員日記がお送りしました。