南海本線みさき公園~淡輪にて
南海本線のみさき公園~淡輪間で撮影した南海7100系7133Fの急行難波行き。臨時更新分では3月30日のネタを掲載していましたが、今回から3月31日のネタを掲載していきます。
昨年3月31日は10000系10004Fが復刻塗装での運行を終了する日であり、撮り納めておこうということで撮影に出ていました。午前中のみの撮影でしたが、良い光線で色々撮れたので満足でしたね。
みさき公園~淡輪間の沿線には西陵古墳があり、この写真はその周囲から撮影しました。後ろに見えている観覧車はみさき公園のもの。午前中は綺麗に光が当たるポイントです。
南海7100系は1969年に登場した通勤形電車で、架線電圧の1500Vへの昇圧を控えていた南海が昇圧に対応できない旧型車を置き換えるために導入されました。
製造数は152両で、これは南海の形式としては最大の数となっています。メーカーは東急車輌と近畿車輛。この7100系以来近畿車輛では南海の車両は製造されていませんでしたが、2015年になって南海8300系が近畿車輛で製造されています。
製造中に様々な改良が行われ、製造次数は6次に渡っています。1次車は非冷房で製造され、2次車以降は新製冷房車として製造されました。現在は1次車が全車廃車となり、2次車以降も少しずつ数を減らしています。
写真の7133Fは7100系2次車に該当する4両編成で、上記の通り2次車では新製時から冷房が搭載されました。また屋根上スペースの関係からパンタが菱形から下枠交差形に変更されています。
現在は前面・側面共に方向幕が設置されていますが、新製時から前面に設置されるようになったのは4次車以降、側面は5次車以降なので、写真の7133Fは新製時には方向幕がありませんでした。
7133Fは1970年7月1日に近畿車輛で製造された編成で、同時に7135Fも製造されています。
・・・以上、親指の先がボロボロだ。ぽっぽやがお送りしました。