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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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南海6300系6323F@浅香山

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イメージ 1

浅香山にて

浅香山に入線して来る南海6300系6323Fの河内長野行き各停。撮影日は2015年12月31日で、この日は撮り納めとして午後から南海を撮影していました。

写真は15時30分の撮影で、年末のその時間となれば太陽もかなり傾いていました。夕日に照らされるステンレスの車体が格好いいですね。浅香山では日没後も30分程度撮影していました。

南海6300系は1996年に登場した通勤形電車で、全車が南海6100系からの改造により誕生しています。6100系全車が6300系に改造され、現在は6両編成8本と4両編成4本、2両編成6本が組成されています。

写真の6323Fは4両編成ですね。その他の4両編成は6321F、6322F、6325Fが該当します。この日はその3編成を既に撮影しており、この6323Fの撮影をもって6300系4両編成をコンプリートしました。

6300系の種車となった6100系は1970年に登場した形式で、南海6000系のマイナーチェンジ版として1次車のみ冷房準備車として製造、2次車以降は新製冷房車として製造されました。

台車は6000系と同様にパイオニア径羲屬鰺い討り、6000系とは違って冷房化を想定した改良型を装着したため、冷房化の際に台車を履き替える必要がありませんでした。

一方で6000系は冷房化による重量増加に対応して台車がS型ミンデン台車に履き替えられ、6100系の後に登場した6200系も新製時からS型ミンデン台車を履いていました。

S型ミンデン台車とパイオニア台車は相性の悪さから南海では一体運用が禁止されており、6100系は独立した運用を組む必要が発生してしまいました。その6100系の台車履き替えを行ったのが6300系です。

履き替えは殆どの編成が更新工事に合わせて行われ、廃車発生品のFS-376・076、FS-379・079を転用しています。また不足した分はFS-379を新製して補っています。

写真の6323Fは6100系6129Fから改造されました。6129Fは1972年5月25日に製造された編成。


・・・以上、やっぱりNGが出たか。ef_end_63がお送りしました。

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