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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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南海1000系1051F@みさき公園~淡輪

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イメージ 1

南海本線みさき公園~淡輪にて

2016年3月31日に南海本線のみさき公園~淡輪間で撮影した南海1000系1051F。この日の狙いは復刻塗装となっていた南海10000系10004Fでしたが、この1051Fも大きな収穫でした。

この場所での定番の構図は上り列車を狙う物ですが、写真の列車は下りで後追い写真です。ただ定番構図は長編成の方が映えるので、4両の場合は写真の構図の方が良いかもしれませんね。

南海1000系は1992年に登場した南海の通勤形電車で、6両編成10本と4両編成1本、2両編成6本の76両が製造されました。南海本線と高野線の両方で運用されています。

南海本線の場合は6両編成・4両編成は単独で運用され、2両編成は2本併結した4両編成や他形式と併結した6両編成として運用されています。高野線では6+2の8両編成が見られますね。

製造次数は1次車から6次車に渡っており、6次車は50番台として各種の試作的要素を盛り込んで製造されました。写真の1051Fがまさにその編成で、他の1000系とは外見も機器類も異なります。

1000系の車体はステンレス製ですが、塗装が施されています。しかし1051Fは無塗装で帯のみ巻かれていますね。またパンタが下枠交差式からシングルアームパンタに変更されました。

南海の形式で最初にシングルアームパンタを採用したのがこの1051Fで、制御装置もGTO素子を使用するVVVFインバータからIGBT素子を使用するVVVFインバータとなっています。

1編成しかない珍しい編成なので遭遇できると嬉しいものです。折り返しを待って撮影することもありますね。


・・・以上、函館~釧路間10時間あまりか・・・ぽっぽやがお送りしました。

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