海山道にて
昨年9月10日に近鉄名古屋本線の海山道駅で撮影した近鉄2800系2804Fの四日市行き普通。前回の近鉄の記事も2800系でしたね。前回は阿倉川での撮影でしたが、その後海山道に移動しています。
この時はJR貨物のDD51を狙って撮影に出ており、海山道にいたのもそのためでした。狙いの貨物列車が車で時間があったため近鉄を撮影することにし、最初にやってきたのが今回の2804F。
近鉄2800系は1970年に登場した近鉄2600系の派生型で、2600系の改良型である2610系のロングシートバージョンが2800系です。2610系の登場は1972年。2800系の登場も同じ1972年です。
1972年から1979年まで60両が製造され、2両編成2本、3両編成4本、4両編成11本が組成されています。2両編成は1M1T、3両編成は2M1T、4両編成は2M2Tとなっていますね。
2610系が長距離急行用として導入されたのに対し、こちらは大阪線用の通勤車として導入されました。ロングシートとなっているのはそのため。
また製造途中から設計変更が行われており、2805F以降は新製時から前面幕が取り付けられました。また最終製造の2816Fと2817Fはパンタが菱形から下枠交差形に変更されています。
現在は2両編成2本、3両編成5本、4両編成4本が名古屋線で運用されており、それ以外は大阪線で運用されているようですね。写真の2804Fは3両編成で明星検車区に所属しています。
写真は後追いで撮影したものであり、正面から撮影した写真もあるのですが、菱形の前パンというのが新鮮だったのでこちらを掲載する事にしました。
・・・以上、またどこかに撮影に出たい。鉄道員日記がお送りしました。