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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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南海7100系7139F@和歌山大学前~紀ノ川

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イメージ 1

南海本線和歌山大学前~紀ノ川にて

前回で4月2日のネタが終わりましたので、今回は4月4日のネタ。去年の4月初め頃は3月31日・4月2日・4月4日と隔日で撮影に出ていました。とはいえ撮影コマ数はそんなに多くないのですが。

この日の狙いは南海1000系50番台の1051F。1本しかない貴重な編成なので撮れる時に撮っておこうと言うことで折り返してくる普通列車を予想して撮影しました。が、撃沈。

今回の南海7100系7139Fはその後に撮影した写真です。本命は失敗してその後は成功するという、わりとありがちなパターン。それにしてもこのカーブはやはり収まりが良いですね。

南海7100系は1973年に控えた架線電圧の昇圧のために、対応改造の不可能な旧型車両を置き換えるために導入されました。製造は1969年から1973年にかけて行われています。

南海では最大勢力となる152両が東急車輌と近畿車輛で製造され、南海本線の主力となりました。一部の編成は高野線向けの南海6100系の製造が遅れた影響で、高野線でも一時的に運用されています。

写真の様な普通列車から急行・特急といった優等運用、支線区などでの運用もあり、編成のパターンも2~8両と比較的豊富ですね。写真は2+4の6両編成で手前の2両が7139F。

製造途中で改良が施され、製造次数は6次に渡りました。1次車は非冷房、2次車以降が新製冷房車として登場し、4次車以降で方向幕が設置され、6次車は昇圧後に製造されています。

写真の7139Fは3次車に該当する編成で、3次車では4両編成のモハ-サハ間、2両編成のモハ-クハ間の連結器が空気間内蔵の半永久連結器 CSE-50に変更されています。また空転検知装置が取り付けられていますね。

南海7100系7139Fは1971年7月19日に東急車輌で製造された編成で、同じ日には7141Fの和歌山市方3両も製造されています。


・・・以上、バカは死んでも治らない、ってどこで見たんだっけ。ぽっぽやがお送りしました。

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