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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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南海7100系7181F@紀ノ川~和歌山市

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イメージ 1

南海本線紀ノ川~和歌山市にて

さて、前回の臨時更新で昨年4月4日のネタが終了しましたので、今回からは昨年5月4日に撮影した写真を掲載していきます。この日も朝から撮影に出ていました。

まずは紀ノ川に架かる南海本線の紀ノ川橋梁で撮影を開始、今回の南海7100系7181Fがやって来ました。運用されていた列車は終点の和歌山市を目前とした特急サザン7号です。

南海7100系は1969年に登場した南海の通勤形電車で、南海本線向けとして152両が製造されました。南海の形式としては1形式あたりの製造数が最も多い形式ですね。

南海では1973年に架線電圧の昇圧を行うことを1965年に決定し、昇圧に対応できない旧型の形式を置き換えていくこととなりました。そこで導入されたこの7100系です。

車体は1963年に登場した南海7000系の改良型で、全体的なスタイルはよく似ていますね。側面窓は2段上昇窓から1段下降窓となり、ドアも大型片開きドアから両開きドアとなりました。

7000系は戸袋窓があったのに対し7100系では無くなっており、ドアの窓も両開きとなって小さくなっているので、側面は7000系に比べて窓面積が減りすっきりしています。

7100系は1969年から昇圧が完了した1973年まで6次に渡って製造され、各製造次数で改良が施されました。大きな変更があったと言えるのは新製冷房車となった2次車や昇圧後の製造で単電圧車となった6次車でしょうか。

写真の南海7100系7181Fは1973年6月4日に東急車輛で製造されました。製造次数は5次車に該当し、5次車では新製時から側面に方向幕が設置されるようになっています。


・・・以上、橋のこっちサイドからは撮った事無かったな。ぽっぽやがお送りしました。

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