南海高野線浅香山~我孫子前にて
浅香山~我孫子前間の大和川橋梁を渡る南海6300系6302F。橋本方の先頭車であるモハ6352を流して撮影してみました。下回りまで光が当たって様子がよくわかりますね。
撮影日は昨年2月11日。この日は南海高野線の撮影から始まり、大阪市営地下鉄御堂筋線や泉北高速鉄道線を撮影した後、また南海高野線を撮影しました。最後は阪堺電軌の撮影で終わっています。
南海6300系は1996年に登場した南海高野線向けの通勤形電車で、1970年に登場した南海6100系からの改造によって登場しました。6100系全76両が6300系に改造されています。
元となった南海6100系は1970年から1973年にかけて5次に渡って76両が製造されました。車両メーカーは東急車輛製造で、20m級4扉のステンレス製通勤形電車となっています。
現在は6両編成8本と4両編成4本、2両編成6本が組成されており、8両編成の急行から4両編成の各停まで幅広く運用されています。写真の6302Fは6両編成。
6100系は1962年弐登場した南海6000系の改良型であり、側面窓が二段上昇窓から一段下降窓となったほか、客用扉が片開きから両開きになりました。また戸袋窓が廃止されています。
台車はパイオニア径羲屬鰺い討い泙靴燭、高速域での乗り心地が悪く、同じくパイオニア径羲屬鰺い討い6000系が冷房化のタイミングでS型ミンデン台車への履き替えを行っていました。
6100系についても更新工事と同時に履き替えが行われることとなり、履き替えを行った編成が6300系となっています。2009年に最後の6100系が改造を受け、6300系となりました。
なお必ずしも更新工事と台車の履き替えが同時に行われた訳ではなく、更新工事のみ先に行われ台車を後で履き替えた編成も存在するようですね。
写真の6300系6302Fは6100系トップナンバーの6101Fとして1970年5月25日に製造され、落成当初は非冷房(冷房準備車)の4両編成でした。1974年に冷房化されています。1996年に6300系化。
・・・以上、なかなか臨時更新できないな・・・ef_end_63がお送りしました。