南海高野線浅香山~我孫子前にて
昨年2月11日に南海高野線の浅香山~我孫子前間で撮影した南海6200系6515Fの千代田行き各駅停車。有名な撮影ポイントである大和川橋梁での撮影です。
この日は泉北ライナーの代走を行っていた南海12000系が狙いで、まず大和川橋梁で1時間ほど撮影した後、大阪市営地下鉄御堂筋線を撮影し、泉北高速鉄道線に移動、また高野線を撮影して最後は阪堺電軌で終わりました。
大和川橋梁は東西方向に流れている川なので、南北に走っている各路線に大和川を跨ぐ鉄橋がありますね。この高野線以外にも、南海本線、阪堺線、阪和線、近鉄南大阪線が大和川を跨ぎ、御堂筋線が大和川をくぐっています。
この日は6200系によく遭遇した日でもあり、写真の6515Fで4本目でした。最終的に大和川橋梁では6本の6200系を撮影しています。殆ど6両編成でしたが、4両編成も1本のみ撮影できましたね。
南海6200系は1974年に南海が導入した20m級4扉の通勤形電車で、高野線向けとして1985年までに52両が製造されました。更にこの形式に編入された車両もあり、現在は76両が在籍しています。
南海では1973年に架線電圧の昇圧を行っており、この6200系は昇圧後に登場する最初の形式となる事からモデルチェンジが行われコスト削減が図られました。
車両側面の外観は先に登場した6100系とあまり変わりませんが、コルゲートの断面形状が変更されています。前面は大きく変化し、前照灯が窓下にある角張ったスタイルとなりました。
また全車が新製冷房車として製造されたほか、台車に当時6000系・6100系が履いていたパイオニア径羲屬任呂覆S型ミンデン台車のFS-392・092を採用しています。
写真の6515Fは1980年3月21日に東急車輛で製造された編成で、落成当初から6両編成でした。6200系3次車に該当し、急行から各停まで幅広く運用されています。
・・・以上、地味に色々な顔がある形式。ef_end_63がお送りしました。