南海本線紀ノ川~和歌山大学前にて
さて、昨年2月11日のネタを掲載中ですが、優先掲載で本日撮影した写真を掲載します。南海8300系8707Fの区間急行和歌山市行き。後ろに併結されているのは8306Fですね。
今年6月6日に製造メーカーの近畿車輛を出場し、和歌山市まで甲種輸送されてきた8707F及び8306Fですが、昨日より営業運転を開始したようです。デビューしたてとあって上から下までピカピカですね。
実は昨日の初運用を目撃しており、撮影を試みたのですが間に合わず、本日また運用に入っているのを目撃したので撮影しました。後ろが少し被ってしまいましたが、デビュー2日目の編成を撮影できて良かったです。
南海8300系は南海本線向けの通勤形電車として南海が導入している形式で、2015年に1次車が、2016年に2次車が製造されました。今年は3次車として4両編成と2両編成が2本ずつ落成しています。
1次車は4両編成5本のみ、2次車は2両編成6本のみ製造されており、2両編成と4両編成が同時に落成したのはこの3次車が初めてですね。
3次車の特徴ですが、2両編成については2次車とあまり変わりがないようです。一方で4両編成については2次車で実施された改良が盛り込まれており、車内ドア付近のスペース拡大や戸袋部分のステッカー省略などが行われています。言わば2次車の4両編成バージョンですね。
なお2次車は6本製造されており、その内の5本は1次車と併結した6両編成となっています。1本余った状況となっているため8706Fのみ南海8000系と併結されていますね。
今回の3次車導入によって編成の組み替えが行われる可能性もありましたが、今の所組み替えはなく、8707F+8306Fの6両編成で運用されています。8706Fも8000系と併結したまま。
6月21日には3次車の第2陣として8307F+8708Fが落成していますが、そちらはまだ営業運転を開始していないようですね。
・・・以上、台風通過後の撮影。ぽっぽやがお送りしました。