岡場にて
神戸電鉄三田線の岡場駅を発車して次の田尾寺駅へと向かう神戸電鉄1150系1154Fの三田行き準急。これまで撮影してきたポイントとは打って変わって、立派な高架区間でした。
撮影を行ったのは4月29日で、この日は神戸電鉄三田線を中心に撮影を行いました。粟生線・有馬線内でも撮影を行いましたが、写真の殆どを三田線で撮影したものが占めていますね。
神戸電鉄1150系は1965年に登場した1000系列の内の一形式で、1977年・1987年に3両編成1本ずつの合計6両が製造されました。現在も全車が在籍しています。
設計のベースとなったのは1969年登場の1100系で、1100系はそれまで2両編成か1両単独の両運転台車しかなかった1000系列において初めて3両編成で登場しました。
その1100系を3扉車としたのが今回の1150系。それ以外は基本的に1100系と同じですが、両先頭車のパンタグラフの搭載位置が運転台側から連結面側に変更されています。
編成はデ1150形+サ1250形+デ1150形で構成されており、デ1150形が制御電動車、サ1250形が付随車なのでMT比は2M1Tとなりますね。コンプレッサーと補助電源装置はサ1250形に搭載されています。
1977年に製造された1152Fは非冷房で落成しましたが、1987年に製造された写真の1154Fは新製冷房車となり、内装の化粧板も3000系と同様の木目調となりました。また塗装も旧塗装ではなく現行の塗装で落成しています。
・・・以上、神鉄道場~横山間でも撮影した編成。鉄道員日記がお送りしました。