広野ゴルフ場前にて
神戸電鉄粟生線の広野ゴルフ場前駅で撮影した神戸電鉄5000系5009Fの新開地行き準急。撮影日は今年4月29日で、この日は途中土砂降りとなる天気でしたが、また晴れてきました。
この日は主に三田線の沿線で撮影を行っており、結局粟生線内で撮影したのはこの5009Fのみ。しかも駅撮りで、やってきたこの5009Fに乗って元居た鈴蘭台に戻っています。
神戸電鉄粟生線は鈴蘭台駅~粟生駅間を結ぶ29.2kmの路線で、終点の粟生駅ではJR西日本の加古川線に接続しています。途中折り返しの列車が多く、粟生まで行く列車は1時間に1~2本程度しか無いようですね。
今回粟生線で撮影をほぼ行えなかったのも本数の少なさ故でした。この時点で既に15時を回っており、変える為の時間を考えると沿線での撮影はかなり厳しかったですね。
現在粟生線は輸送人員の減少を理由として廃止が検討されており、地元自治体と神戸電鉄の協議の結果現時点では公的支援と神戸電鉄の経営努力で存続されることとなっています。
写真の神戸電鉄5000系は1994年に導入された18m級3扉の通勤形電車で、1998年までの4年間に4両編成10本の40両が導入されました。神戸電鉄としてはハイペースな導入だったようですね。
神戸電鉄の形式として初めてVVVFインバータ制御を採用した形式で、車体は1991年登場の神戸電鉄2000系をベースとしており、2000系のVVVF版といった形式です。
公園都市線以外の全ての路線で幅広く運用されており、粟生線でも全区間で運用されています。2001年までは恵比須~粟生間の設備が3龍馬でしか対応していなかったため、粟生線では志染駅まで運用されていました。
・・・以上、今日は視程が良かったな。鉄道員日記がお送りしました。