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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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南海3000系3517F@和歌山市~紀ノ川

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イメージ 1

南海本線和歌山市~紀ノ川にて

南海本線の紀ノ川橋梁を渡って難波へと向かう南海3000系3517F。撮影日は昨年3月12日で、この日は3度に渡ってこの3000系3517Fを撮影することが出来ました。

非常に良く晴れた日で、空を取り入れたくてこの構図で撮影しています。紀ノ川橋梁ではまず和歌山式行きの普通としてこの3517Fを撮影し、今回の列車はその折り返しです。

南海3000系は2013年に営業運転を開始した形式で、泉北高速鉄道で運用されていた大阪府都市開発3000系の譲渡を受けて導入されました。元の大阪府都市開発3000系は1975年に登場した形式です。

大阪府都市開発は大阪府などが出資する第三セクターでしたが、2014年に南海が株式を取得し南海の子会社となり、社名が泉北高速鉄道に変更されました。

この3000系は南海6200系をベースとして設計されましたが、第三セクター故に車両メーカーの競争入札を行う必要があることから、オールステンレス車ではなくセミステンレス車として製造されています。

セミステンレス車は内部構体が普通鋼、外板がステンレスとなっています。競争入札を行っていますが、結局はオールステンレス車を製造していた東急車輛が製造を担当しています。

1次車のみ非冷房車として登場し2次車以降が新製冷房車となっています。1次車も登場後数年以内に冷房化されました。また1985年以降の製造車はオールステンレス車となっていますね。

泉北高速鉄道線では2012年のダイヤ改正で10両運用が無くなり、それによって4両編成3本と2両編成1本が余剰となったため南海に譲渡、2013年9月28日に運用を開始しています。

写真の3517Fは4両編成であり、2両編成の3555Fと6両編成を組んでいます。中間の運転台には転落防止幌が設置されており、実質的には6両固定編成となっていますね。


・・・以上、最近こういうパターン多いね。鉄道員日記がお送りしました。

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