大石にて
阪神本線の大石駅に停車する阪神5000系5029F。高速神戸行きの普通列車としてやって来ました。阪神電車と言えばやはりジェットカー、この5000系のイメージが強いですね。
撮影日は4月29日で、この日は朝から神戸電鉄を撮影し夕方に撤収、帰りつつ阪神電車を撮影していました。大石での一番の狙いがこの5000系でしたね。
しかし順光で撮影出来る入線シーンはミスがあってボツ。こうして停車中を撮影する事となったのでした。この後別の編成がやって来ましたが、そちらもイマイチで・・・
阪神5000系は1977年に登場した普通列車用の通勤形電車で、加減速性能に優れるジェットカーの一形式として導入されました。1981年までに32両が製造されています。
出力90kWの主電動機を採用しており、設計最高速度は110km/h、営業最高速度は106km/hとなっています。なお従来のジェットカーの主電動機出力は75kWでした。
起動加速度は4.5km/h/s。実際に乗車してみると驚異的な加速に驚くばかりですね。速度計と電流計を眺めながら乗るのも面白いです。この日は乗車することは出来ませんでした。
当初は2両編成で運用されていましたが、1987年末に普通運用が4連に統一されるとこの5000系も2編成を併結した4両編成となり、1988年から固定編成化改造が施されています。
・・・以上、5700系には乗った鉄道員日記がお送りしました。