神戸電鉄有馬線鵯越~丸山にて
4月29日に神戸電鉄有馬線の鵯越~丸山間で撮影した神戸電鉄1100系1122F。山間部をゆく3両編成を縦で撮影してみました。上手く撮れるかは別として、こういう構図は好きですね。
後ろに見えているのは鵯越駅。勾配とカーブに挟まれており、駅自体もカーブしています。写真の列車は新開地行きの準急で、勾配を下っているところ。写真奥側が鈴蘭台方向となります。
この日は朝から神戸電鉄を撮影しに出ており、最初は主に三田線の沿線で撮影していました。昼過ぎからは粟生線や有馬線のポイントでも撮影しています。
この1122Fを撮影したのは16時過ぎで、山間部とあって線路には影が落ちていました。それでもギリギリ車体には光が当たったので良かったですね。少しシャッターのタイミングがずれるだけで前面に影がかかりかねない状態だったので、シャッターには気を遣いました。
神戸電鉄1100系は神戸電鉄が1965年から導入した1000系列の内の一形式で、1969年から1972年にかけて37両が製造されました。また800系デ860形から2両が編入されています。
編成は中間に付随車を組み込んだ3両編成とされました。先に登場した1000系は1両または2両編成だったので、この1100系が初の3両編成となっています。付随車を組み込んだ事による出力不足を補うため、電動機出力が1基あたり75kWから105kWに強化されました。
写真の1122Fは1972年7月に川崎重工で製造された編成です。2005年9月に1124号車を組み込み4連化(同時にワンマン対応)されましたが、2013年4月に3両編成に戻されています。
・・・以上、脱車した1124号車は廃車。ぽっぽやがお送りしました。