大石にて
4月29日に阪神電鉄阪神本線の大石駅で撮影した阪神5500系5505F。大石で撮影を行ったのは短い時間でしたが、2本の5500系を撮影することが出来ました。
この日は朝から神戸電鉄を撮影しに出掛けており、新開地からの帰宅途中に大石に寄って阪神電車を撮影していました。こういう機会でもないと阪神は滅多に撮影することがないですね。
阪神5500系は1995年から2000年にかけて製造された普通用の通勤形電車です。次世代のジェットカーとして青系の塗装を継承しつつ様々な新機軸を採用した形式ですね。
車体は阪神8000系の最終製造グループであるタイプ犬箸曚榮韻犬箸覆辰討い泙垢、制御方式に阪神では初となるVVVFインバータ制御を採用しました。制御装置は三菱電機製。
編成は制御電動車5501形と中間電動車の5601形のユニットを2つ組み合わせた4両編成で、高い起動加速度を実現するため付随車のない全電動車方式を採用しています。
主電動機は東洋電機製の出力110kWのかご形三相誘導電動機を採用しており、編成出力は1760kW。これにより4.0km/h/sという高い起動加速度を実現しました。
また起動加速度を維持する速度域を従来の約35km/hから約65km/hまで引き上げており、従来車の弱点であった中高速域での加速性能を向上させています。最高運転速度である91km/hまでは25秒で到達するようですね。
写真の5505Fは1997年に製造された3本の内の一本です。製造された当時は普通用車両の運用増と急行用車両の運用減が行われており、3000系2本が置き換えられています。
・・・以上、台風だからって寝過ぎたな。ぽっぽやがお送りしました。