徳島飛行場にて
徳島飛行場で撮影した日本エアコミューターのサーブ340B JA002C。撮影は2013年9月28日で、この日は海上自衛隊徳島航空基地でイベントが行われていました。
この写真も徳島航空基地のエプロンから撮影したもの。既にこの機材については掲載済みですが、今回は未掲載のコマを掲載します。やはりターボプロップ機というのは良い物ですね。
サーブ340はスウェーデンの航空機メーカーであるサーブ社とアメリカのフェアチャイルド社が共同で開発した双発ターボプロップ機で、1983年に初飛行しました。
1985年にフェアチャイルドが生産から撤退し、以降1999年までサーブによって生産が続けられました。最終的には459機が生産されましたね。発展型として機体を大型化したサーブ2000があります。
全長19.73m、全高6.97m、全幅21.44mというサイズで、2基のGE製CT-7-9Aもしくは9Bターボプロップエンジンを搭載しています。エンジンの出力は1870shp。
乗員は操縦士2名と客室乗務員1名の3名で、乗客定員は33名から37名程度とされています。最高速度は271kt、巡航速度は252kt。失速速度は88kt。航続距離は1732km、最大離陸重量は13155kg。
日本エアコミューターでは1992年からYS-11の後継機として導入が始まりました。1999年までに11機が導入されており、現在は後継機のATR 42-600の導入により退役が始まっています。
現役で運航されているのは8機で、日本エアコミューターの拠点である鹿児島空港を定置場としています。座席は全て普通席の36席仕様として運航されているようですね。
写真のJA002Cは日本エアコミューターが導入した最後のサーブ340Bで、1999年9月13日に新規登録されました。撮影当時はサンアーク塗装でしたが、現在は鶴丸塗装となっていますね。
撮影時は徳島発福岡行きの便として離陸していきましたが、現在の徳島~福岡線は日本エアコミューターではなくジェイエアによる運航となっており、機材もERJ170に変更されています。
・・・以上、プロペラ眺めながらのんびり飛びたい。ef_end_63がお送りしました。