京都駅にて
昨年12月31日に京都駅の奈良線ホームで撮影した103系の並び。この日は島本で撮影を行った後、奈良線の103系を記録するため京都まで移動しました。
京都駅の9番線・10番ホームは頭端式となっており、このように正面から撮影することが出来ます。こういったきっちりとした並び写真を撮影できるポイントは限られていますね。
写真はどちらも吹田総合車両所奈良支所所属の103系4両編成で、右がNS401編成、左がNS410編成です。NS401編成は奈良行きの普通として、NS410編成は城陽行きの普通として運用されていました。
吹田総合車両所奈良支所には103系・201系・221系が配置されており、その内103系は奈良線の普通列車で運用されています。現役なのは4両編成9本の合計39両となっているようですね。
かつては6両編成も配置されていましたが、先日最後の編成が運用を離脱し4両編成のみとなりました。4両編成でもかなり廃車が発生しており、置き換えは時間の問題ですね。
写真の両先頭車を見比べてみると、ヘッドライトの形状が異なる事が解ります。どちらもシールドビームですが、右のクハ103-167のヘッドライトは丸い土台があるように見えますね。
これはクハ103-167が新製時は大型の白熱灯をヘッドライトとしていたためで、シールドビームに改造する際に元の穴を塞いでその中に2灯のシールドビームを取り付けています。
一方で左のクハ103-229は新製時からシールドビーム2灯でした。そのためヘッドライトの台座はすっきりした形状となっていますね。
・・・以上、レール面の高さが異なる。ef_end_63がお送りしました。