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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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伊予鉄道 モハ50形53@大手町

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イメージ 1

大手町駅にて

昨年8月4日に訪れた松山。そこでは伊予鉄道市内線の撮影を中心的に行いました。前回はモハ2100形2102を掲載しましたね。

今回はモハ50形53を掲載します。モハ50形は1951年から1965年二書けてナニワ工機と帝國車輛工業で製造された軌道用電車で、前期型・後期型の他に他社から譲受し編入された車輛もありました。

前期型はトップナンバーの51から61までの10両で、後期型は62から78の16両です。譲受車は呉市電から1000形3両を、南海和歌山軌道線から321形324号を譲受していますが、現在は何れも廃車されています。

前期・後期製造車の中でも製造年次によって形態の差異があり、写真の53は1951年製で最も最初に製造されたグループです。

伊予鉄軌道線初のボギー車として登場し、登場当初の集電装置はポールでした。1953年にビューゲルに改造され、1966年に現在のZパンタに変更されています。

また客室扉は製造当初は前後端に配置されていましたが、1966年に前中部に扉を配置する改造を受けています。

しかしまあ、1951年製の車両がこうして普通にやってくるというのも不思議な感覚ですね。もう64年選手な訳ですから・・・


・・・以上、釣り掛け電車のいい音が・・・ぽっぽやがお送りしました。

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