島本にて
島本を高速で通過していく智頭急行のHOT7000系のHOT7022。京都発鳥取行きの特急スーパーはくと9号としてやってきました。後追い写真を先に掲載していますね。
撮影日は昨年12月31日で、この日は13時半頃から15時頃まで島本で撮影を行っており、上下1本ずつスーパーはくとを撮影できました。その後大阪駅でもスーパーはくとを撮影しています。
HOT7000系は1994年12月3日にデビューした特急形気動車で、智頭急行が保有し大原車両基地に所属しています。ただしJR西日本の鳥取鉄道部西鳥取車両支部に常駐しており、管理もJR西日本に委託していますね。
スーパーはくと専用の形式であり、HOTは智頭線の沿線である兵庫・岡山・鳥取の頭文字をとったものです。数字の7000は1両あたりの機関出力が約700PSであることに由来します。
形式はHOT7000形・HOT7010形・HOT7020形・HOT7030形・HOT7040形・HOT7050形の5形式が存在し、トータルの車両数は34両です。製造メーカーは富士重工業。
急勾配と急カーブの連続する因美線を通過するため制御付き自然振り子機構を装備しており、JR四国の2000系、JR北海道のキハ281系に続く制御付き自然振り子式の気動車ですね。
写真の7022は7020形に該当し、前面に貫通扉を装備した先頭車です。中間車としても運用することが出来、方向転換して京都方・鳥取方の両方の先頭車として運用できます。
HOT7020形は3両が在籍しており、両先頭車がHOT7020形というのは割と珍しいようですね。この時の反対側先頭車はHOT7000形でした。
・・・以上、車端部に簡易コンパートメント席がある。鉄道員日記がお送りしました。