中百舌鳥にて
4月20日に南海高野線の中百舌鳥駅で撮影した泉北高速鉄道7000系7509F。ご覧の通りラッピングが施されている編成であり、このラッピングが実施されてから初めて撮影しました。
最近スマホでの撮影に挑戦していますが、今回の写真もスマホで撮影したもの。手軽さは良いのですが、色合いなどはまだまだですね。PCに転送して色を補正してから掲載しています。
ただ突発的な撮影には役立っており、写真の様なカメラを携行していないときにラッピング編成に遭遇した場合などに威力を発揮します。今までもわりと歯がゆい思いをしてきましたからね。
泉北高速鉄道7000系は1996年に登場した20m級4扉の通勤形電車で、1996年と1998年に合計26両が製造されました。アルミ合金製の車体を採用しており、製造は川崎重工業。
当時は大阪府都市開発が泉北線を運行しており、大阪府都市開発が最初に導入した100系の置き換え用として登場しました。大阪府都市開発にとっては5000系に続く2代目のオリジナル車両ですね。
5000系と同じVVVFインバータ制御を採用していますが、5000系がGTO-VVVFだったのに対し7000系はIGBT-VVVFとなっています。またパンタグラフがシングルアームパンタとなりました。
車体幅は南海が空港線開業に合わせて車両限界を拡大したことにより従来車よりも幅広となっており、裾絞りのある丸みを帯びた車体となっています。編成も5000系は8両貫通編成のみでしたが、7000系では6両編成1本、4両編成5本が組成されていますね。
現在は4両編成だった7511Fの先頭車2両が抜き取られ、増結用の2両編成となっていますね。残った中間車2両は同じく4両編成だった7509Fに組み込まれ、7509Fは6連化されています。
従って現在の編成は6両編成が2本、4両編成が3本、2両編成が1本となっています。7511Fの増結用改造は2004年に行われ、改造された2両は50番台に改番されました。
この7509Fは大阪府立大型児童館ビッグバンのラッピングが施され、フロンティア号という愛称が付けられています。両先頭車の先頭部に宇宙や星などがラッピングされ、各ドアもラッピングされていますね。
ビッグバンのラッピング列車と言えば長らく5000系5505Fを使用した「ハッピーベアル」が走っていましたが、5000系のリニューアルに伴い運行を終了する事となり、その後継としてフロンティア号が登場しました。
ハッピーベアルは2017年10月1日をもって運行を終了しており、フロンティア号は翌日から運行を開始していますね。ハッピーベアルは当初1年間の運行予定が最終的に18年間運行されましたが、フロンティア号はいつまで走り続けるんでしょうね。
・・・以上、寝ないとフラフラだ。ef_end_63がお送りしました。