都電荒川線大塚駅前~向原にて
今年6月2日都電荒川線の大塚駅前~向原間で撮影した東京都交通局7700形7703。カーブを曲がり勾配を登っていくシーンで、なおかつ路面電車というのは良い情景でした。
この日は東京で所用があり、大塚駅の近くにホテルを取ったため少しだけ都電荒川線を撮影していました。スマホを使用した短時間での撮影でしたが、色々な形式を撮影できたのが嬉しかったですね。
この7700形は先に7706の写真を掲載していますが、その7706の次に撮影したのが今回の7703です。撮影区間は殆ど同じ場所で、7706は線路の反対側から撮影しています。
東京都交通局7700形は2016年5月30日に運行を開始した形式で、全車が7000形から改造されて誕生しました。種車となった7000形は1954年に登場した形式で、1956年までに93両が製造されていますね。
7000形は年数で見るとかなり古い形式ですが、都電の大部分が廃止された際に残った31両は車体を新製されています。車体の載せ替えは1977年から行われました。
7700形への改造に際しては車体も引き続き使用され、クーラーや放送設備なども流用されました。一方で1950年代に新製された当時から使用されていた足回りは一新されています。
台車と制御装置は2015年登場の8900形と同じ物にされ、VVVFインバータ制御となっています。外装はモダンレトロなデザインの塗装が施されており、車両によって色が異なりますね。
7700形は8両が改造され、写真の7703は青色で3両存在します。先日掲載した7706はえんじ色でこちらも3両存在します。その他にも緑色があり、そちらは2両存在しますね。
・・・以上、改造は京王重機整備が担当。ef_end_63がお送りしました。