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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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南海30000系30003F@天下茶屋

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イメージ 1

天下茶屋にて

天下茶屋に入線してくる南海30000系30003Fの特急こうや5号。撮影日は今年6月27日で、乗り換えの合間に撮影しました。いつも同じ時間に乗り換えなので、この特急こうや5号はよく撮影します。

特急「こうや」号は南海高野線の難波~極楽橋間で運行されている特急列車で、世界遺産・高野山へのアクセスを担っている重要な列車ですね。同じ高野線系統の特急列車には「りんかん」も存在します。

特急こうやは観光色の強い特急ですが、特急りんかんは難波~橋本間で運行され通勤・通学の足としても利用されるビジネス色の強い特急ですね。運行区間は重複していますが、毛色は異なります。

特急こうやの歴史は長く、「こうや」という列車名を冠した列車は1951年7月7日に運行を開始しました。当初は種別のない臨時列車で、難波~極楽橋間はノンストップだったようです。

1952年4月になって種別が特急とされ、7月からは座席指定列車となりました。この時から展望車クハ1900を含めた編成となります。このクハ1900は元々貴賓車として運用されていた車両。

1955年に途中停車駅が2箇所(橋本・堺東)設定され、1960年には専用車両として南海20000系が投入されました。それに伴いクハ1900は運用を外れ、一般車に改造されています。

この南海20000系はデラックスズームカーと称され豪華な内外装で好評を博しましたが、1編成しか存在しなかったため2往復しか設定できず、車両検査時は運休していました。

1966年に新今宮駅が停車駅に加えられ、1983年に写真の30000系が投入されています。30000系は2編成製造されたため通年運行が可能となり、同時に河内長野駅が停車駅に加えられました。

1992年には林間田園都市駅・金剛駅にも停車するようになり、1999年には新型車両の31000系1編成が投入され3編成での運行となっています。その後、2000年に天下茶屋駅が停車駅に加えられ、現在の運行形態となりました。


・・・以上、まったく上手くいかないもんだ。ef_end_63がお送りしました。

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