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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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南海8000系8010F@紀ノ川~和歌山大学前

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イメージ 1

南海本線紀ノ川~和歌山大学前にて

7月31日に南海本線の紀ノ川~和歌山大学前間で撮影した南海8000系8010F。この日最初に撮影した写真がこれです。和歌山市18時29分発の特急サザン52号に運用されていました。

この撮影ポイントは夕方になると山陰に入ってしまいます。奥の方はまだ明るいのが見えますね。まあ光が当たっても側面逆光なので影になってもいいのですが。

南海8000系は2007年に登場した南海本線向けの通勤形電車で、老朽化が進んでいた南海7000系を置き換えるために導入されました。営業運転は2008年3月26日。

東急車輛製造および後身の総合車両製作所で製造され、4両編成13本の合計52両が製造されました。南海本線で特急から普通列車まで、すべての種別において運用されていますね。

車体は21m級の軽量ステンレス車体で、東急車輛製造の標準品を採用しています。一部にはJR東日本のE231系の部品が取り入れられており、側面の雰囲気などはよく似ていますね。

制御装置はIGBT素子をするVVVFインバータ制御装置で、日立製作所製のVFI-HR-1420Qを搭載しています。主電動機は180kWの三菱電機製MB-5091A2です。

編成は全て4両編成で、制御電動車で付随車を挟む構成となっています。難波方からモハ8001形+サハ8801形+サハ8851形+モハ8101形で構成され、モハ8001形とサハ8851形にSIVが、モハ8101形とサハ8801形に空気圧縮機が搭載されています。

当初は8000系2本を併結した急行運用はあまり多くありませんでしたが、最近では8両運用が増え、その代わりにサザン運用は減っているようです。そういえば9000系サザンの方が多く見かけますね。

写真の8010Fは8000系最終製造グループの6次車で、6次車は車体側面の車側灯のレンズがクリアレンズとなりました。日中に見ると結構目立つ違いですね。


・・・以上、クソ忙しい鉄道員日記がお送りしました。

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