和歌山港にて
和歌山港本港区の西浜第5岸壁に繋留されていたコンテナ船「RELIANCE」。韓国の海運会社である天敬海運が運航する国際コンテナ船です。やはりコンテナ船は良いですね。
撮影日は今年7月12日。この日は和歌山港に海上自衛隊の多用途支援艦「げんかい」が入港しており、それを撮影しに行っていました。「げんかい」の隣に繋留されていたのが「RELIANCE」でしたね。
和歌山港には韓国と中国を結ぶ国際コンテナ航路が就航しています。写真の岸壁は40000tクラスの大型コンテナ船が接岸することが可能で、ガントリークレーン1基が備えられています。
和歌山県内の港湾でコンテナ貨物を取り扱っている場所であり、コンテナで運ばれてくる貨物の半分は花王和歌山工場に関連するもののようですね。船上にはタンクコンテナの姿も見えます。
この「RELIANCE」はバハマに船籍を置き、天敬海運が運航しているフルコンテナ船で、総トン数は9141t。積載重量トンは10004t。コンテナ積載量は932TEU。
TEUとは「20フィートコンテナ換算」を意味し、1TEUで20フィートコンテナ1個分を意味します。この「RELIANCE」は932個の20フィートコンテナを扱えることになりますね。
また甲板上には左舷側に寄せてデリッククレーンが2基設置されていますね。このクレーンの吊り上げ荷重は40t。「RELIANCE」の全長は135.5mで、全幅は22.6m、深さは11.2m。最大速力は18ktです。建造は1999年。
・・・以上、和歌山港でコンテナ船撮ったのは初めて。ef_end_63がお送りしました。