南海本線紀ノ川~和歌山大学前にて
また泉北高速鉄道12000系12021Fの写真です。先日南海3000系3555Fをローアングルから撮影した写真を掲載しましたが、それと同じ日に同じ場所で撮影しました。
やはり金色の車体とあって順光だとよく映えますね。こうして見ると窓を覆ったラッピングの様子がよくわかります。外から中は見えませんが、中からはある程度外が見えるようです。
泉北高速鉄道12000系は2017年1月27日に営業運転を開始した特急形電車で、普段は難波~和泉中央を結ぶ特急「泉北ライナー」の専用車両として運用されています。
写真の12021Fの4両編成1本のみが総合車両製作所で製造されました。泉北ライナー自体は12021Fの落成より前の2015年12月1日から運行されています。
運行開始当初は南海11000系を使用しており、2016年2月から塗装を一部変更して運行していました。12021Fの投入後はこの編成のみで運行されていましたが、2017年8月に泉北ライナーが増発されると11000系も再び投入され、現在は12000系と11000系の2形式を使用していますね。
また泉北ライナーの運行開始当初から検査時などには南海12000系が代走することとされており、たびたび代走が行われてきました。南海12000系での運行実績を踏まえて泉北12000系が導入されています。
現在は南海12000系と泉北12000系を入れ換えて運用する企画が行われており、南海12000系が泉北ライナーに、泉北12000系がサザンに運用されています。普段は4両編成単独で運行されている12021Fが南海車と併結しているので、割と貴重なシーンでしょうか。
南海12000系が泉北12000系の代走を務める事はあっても、その逆は考えにくいことですからね。
・・・以上、ちょっとしたお祭りみたいなもんだ。ef_end_63がお送りしました。