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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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EF63の並び

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碓氷峠鉄道文化むらにて

碓氷峠鉄道文化むらで撮影したEF63-12号機とEF63-25号機の並び。更にその奥にはあさま色の189系も少しだけ見えていますね。この2両はどちらも動態保存機です。

碓氷峠鉄道文化むらではEF63の運転体験を行っており、そのために4両のEF63が動態保存で維持されています。使われていない時は西側の留置線に停められていますね。

EF63は国鉄が信越本線横川~軽井沢間専用の補助機関車として開発した直流電気機関車で、1962年から1976年までに25両が製造されました。写真の25号機はラストナンバーですね。

EF63が行っていたのは下り列車の押し上げと上り列車のブレーキ役であり、常に重連となって特急から普通列車まで碓氷峠を越える全ての列車と連結して運用されていました。

製造は3次に渡って行われており、1975年に2両が事故廃車、1986年に2両が余剰廃車となった以外はすべて1997年の横川~軽井沢間廃止に伴って廃車となっています。

先行試作車と各製造次数によって細かな形態の差異がありますね。1次形はぶどう色2号で落成し、後に青15号・クリーム1号の組み合わせに塗り替えられています。2次形以降は新製時から青15号・クリーム1号の塗装を纏っています。

写真のEF63-12号機は1次形で、1963年に製造されたグループです。一方のEF63-25号機は3次形で、こちらは1974年と1976年に製造されました。両者を見比べるとナンバープレートやテールライトの形状が異なることが解りますね。


・・・以上、逆エンドではジャンパの数が異なる。ぽっぽやがお送りしました。

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