南海本線紀ノ川~和歌山市にて
南海本線紀ノ川~和歌山市間で撮影した南海7100系7133F。撮影場所は和歌山市駅の直ぐ近くで、奥には和歌山検車支区が見えますね。
和歌山市駅の近くは複単線となっていますが、一番手前の線路はJR紀勢線、奥の2線が南海本線です。両者には渡り線が設けられているのが見えますね。
南海7100系は1969年から製造された南海の通勤形車両で、1500Vへの昇圧に際して戦前から戦後まもなくに製造された600V専用の形式を置き換えるべく登場しました。
先に登場した7000系のマイナーチェンジ版であり、製造は1969年から1973年まで行われ、近畿車輛と東急車輌製造で152両が製造されました。
当初は非冷房でしたが、1970年以降に製造された2次車から新製時より冷房を搭載しています。写真の7133Fは1970年の製造。
現在も南海本線の主力として活躍していますが、既に製造終了から40年以上が経過しており、1989年から更新工事が始まりました。この7133Fは1989年に更新が行われました。
その更新工事からも20年以上が経過し、最近ではかなり老朽化が目立っているようですね。ただし7000系の廃車が優先されており、こちらは1次車の廃車以降変動がありません。
・・・以上、3回もやり直しさせられたよ・・・ef_end_63がお送りしました。