住吉公園にて
今は無き阪堺電気軌道上町線の住吉公園駅。昨年11月21日に廃し前に一度行っておこうと訪れました。その際に撮影したのが写真のモ501形モ502。
撮影していると入線してきたのがこのモ502で、この後折り返しの8時8分発天王寺駅前行きとなりました。自分はこの後天王寺駅前までこのモ502に乗車しました。
阪堺モ501形は1957年に登場した路面電車で、帝國車両工業で1957年に5両が製造されました。当時はまだ阪堺線・上町線は南海の経営でしたね。
戦前製のモ101形を置き換えるために導入され、当時の最新鋭技術が導入されました。台車は日本初の路面電車用空気バネ台車である汽車製造製KS-53を履いており、駆動装置もWNドライブとなっています。
なお登場当初は連結器を装備していましたが、現在は連結運用が廃止されているため連結器は撤去されています。また冷房化は1985年から行われ、モ501からモ504は1985年に、モ505は1986年に冷房化されています。
現在も主力として阪堺線・上町線で活躍を続けており、行先表示器のLED化や液晶ディスプレイの設置なども行われています。
写真のモ502は2010年から2年間、東京都交通局との共同キャンペーンの一環として旧都電塗装となって運行されていました。
・・・以上、さて星空は如何ほどか。ぽっぽやがお送りしました。