大阪市営地下鉄御堂筋線中津~西中島南方にて
大阪市営地下鉄御堂筋線の中津~西中島南方間で撮影した大阪市交通局21系21611F。地上を走ってきた御堂筋線が地下に潜り始めるポイントで撮影しました。
御堂筋線はかなり身近な存在であり、難波から色々なところに行くのに頻繁に使っていますが、こうして御堂筋線を撮影したのは初めてですね。
大阪市交通局21系は御堂筋線向けに投入された地下鉄用通勤形車両で、1991年から1998年二書けて10両編成18本の180両が製造されました。製造メーカーは日本車輌、東急車輌、近畿車輛、川崎重工の4社。
御堂筋線向け21系の他に、谷町線向け22系、四つ橋線向け23系、中央線向け24系、千日前線向け25系が存在しており、これらをまとめて新20系と呼んでいます。
新20系に「新」とあるのは1984年に20系が登場しているからであり、そちらは中央線・谷町線向けとして現在も活躍を続けています。
写真の21系は他の新20系が起動加速度2.5km/h/sなのに対して3.0km/h/sとなっており高密度運転線区である御堂筋線に対応しています。また180両という数は新20系の中でも最大ですね。
写真の21611Fは1993年4月に近畿車輛で製造されました。現在新20系はリニューアルが進められており、外装の洗浄や号車番号表示の追加、シートの交換、車内案内表示器の設置などが行われています。
・・・以上、これのGTO-VVVFの音はとてもいい。鉄道員日記がお送りしました。