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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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南海8300系の車内

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イメージ 1

和歌山市にて

和歌山市駅で撮影した南海8300系の車内。撮影は今年3月17日で、南海8300系8303Fの難波方先頭車、モハ8303の車内で撮影しました。

この日は電車の中に忘れ物をしてしまい、和歌山市駅まで取りに行った帰りに8303Fに乗車しました。和歌山市14時22分発の列車で、まだ誰も乗っていなかったので車内を撮影。

南海8300系は2015年10月8日に営業運転を開始した通勤形電車で、先に登場した8000系の基本デザインを踏襲しながらも各部に改良を施しています。

車内はオールロングシートで、座席は7人掛けの片持ち式となっており1人あたりの座席幅は460mmです。モケットの色調は一般席を茶色系、優先席を青色系としています。

このカラーリングは8000系と同じですが、モケットの柄はより明るい雰囲気のドット柄となっています。スタンションポールも設置されているのが解りますね。

座席の両端には大型の仕切板が取り付けられており、内側は座席と色調が揃えられています。座席上部の荷物棚はステンレスパイプとアルミ材で構成されており、高さは1690mmと従来よりも低く設定されています。

窓は中間に空気層を挟んだUVカットペアグリーンガラスとなっており、ロールカーテンも設置されています。カーテンは8000系と同じ生地ですが、巻軸を取り外さずに生地の交換が可能。

客室照明は全て直管形LED灯となっており、写真のモハ8300形は24本設置されています。また乗務員室灯も同じで、乗務員室内には2本設置されています。

ドア上には千鳥配置で車内案内表示装置があり、17インチワイドディスプレイを使用したLCD表示器が使用されています。日本語・英語の他に韓国語・中国語にも対応。

イメージ 2

運転台。基本的には8000系と同じ配置となっており、最近の南海では一般的な横軸2ハンドル式。8300系では新たに扉選択スイッチが設置され、夏場・冬場の温度変化を抑えるために一部の扉のみ開閉することが可能です。


・・・以上、雨で塗装が出来なかったぽっぽやがお送りしました。

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