浜寺公園にて
浜寺公園を通過する南海8000系8012Fの特急サザン20号。後ろに併結されているのは12000系の12002Fです。やはりこちらの方が正調編成といった感がありますね。
南海8000系は2008年3月26日にデビューした南海の通勤形電車で、老朽化した7000系の置き換え用として導入されました。4両編成13本が製造されています。
製造メーカーは東急車輌製造(8006F以降は後身の総合車両製作所横浜事業所)であり、東急車輌の標準20m級ステンレス車体を採用しています。一部の部品はJR東日本のE231系と共通ですね。
ステンレス車なので車体のベースカラーはありませんが、帯はフィルム貼りではなく塗装となっています。側面扉や貫通扉にも帯が通っていますね。
車内はオールロングシートで、座席にはスタンションポールが設置されています。窓にはUVカットガラスを使用していますが、ロールカーテンも取り付けられています。
8000系は6次に渡って製造されており、各製造次数で細かな相違点が見られます。一部の編成では車内照明にLED客室灯を採用しており照明の色が微妙に異なります。
写真の8012Fは2014年に製造された最終グループである6次車で、6次車では車側灯のレンズがクリアレンズとなったほか、貫通扉の内側上部に収納式の荷棚が設置されました。
・・・以上、牛すじ煮込みは美味しい。ef_end_63がお送りしました。