伊太祈曽にて
和歌山電鐵貴志川線の伊太祈曽駅で撮影した和歌山電鐵2270系2271F。「いちご電車」となっている2270系のトップナンバー編成ですね。
この2270系は貴志川線の運行が南海から和歌山電鐵に移行する以前から運用されてきた形式で、南海22000系をベースに改造された3形式の内の一つです。
当初から貴志川線向けとして改造されたのが2270系で、1995年に改造が行われています。この2270系の導入によりそれまで貴志川線で運用されていた1201形が置き換えられました。
改造は比較的大規模な物で、前面の貫通扉が撤去されて非貫通化、前扉の位置が運転台直後になり両開きドアから片開きへ変更、側面方向幕の撤去などが行われています。
和歌山電鐵への移行に際してこの2270系は全車が無償譲渡され、従来のイメージとはかけ離れた内外装のリニューアルが行われた編成もあります。
最初のリニューアル編成として登場したのが写真の2271F「いちご電車」で、貴志駅周辺の特産品であるいちごをモチーフにしたデザインとなっています。内装にも手が加えられており、座席の交換やカウンターの設置、積極的な木材の使用が行われています。
いちご電車としての運行開始は南海から和歌山電鉄に移行した年である2006年の8月6日。もう10年以上経つのですね。
・・・以上、また中古模型を買ってしまった・・・ぽっぽやがお送りしました。