浅香山にて
南海高野線の浅香山駅で撮影した泉北高速鉄道7000系7509F。難波発和泉中央行きの区間急行として浅香山を通過していきました。撮影日は昨年12月31日。
太陽も傾き露出が厳しくなってきたので、シャッタースピードを落として流し撮りしました。今回の写真はISO1000、シャッタースピード1/80で撮影しています。
7000系は1996年に登場した泉北高速鉄道の通勤形電車で、老朽化した100系の置き換え用として製造されました。26両が光明池車庫に所属しています。
1990年登場で泉北高速としては初めてのオリジナル設計となった5000系が下枠交差パンタ、GTO-VVVFインバータ制御だったのに対し、こちらはシングルアームパンタ、IGBT-VVVFとなっています。
特にシングルアームパンタの採用は南海よりも早かった(南海初のシングルアームパンタ採用車は2001年登場の1000系50番台)ため、南海の路線を走るシングルアームパンタ採用車は7000系が最初でした。
また1994年の関西空港開港、それに伴う空港線開業によって南海の車両限界が拡大されたため、この7000系も5000系より車体幅が拡大されており、裾絞りが付けられています。
車体はアルミ合金製で、川崎重工製。前面には貫通式となっており、外開きのプラグドアの内側に自動併結式の貫通扉が備えられています。実際に併結が行われることも多いですね。
泉北7000系は6両編成が2本、4両編成が3本、2両編成が1本組成されており、写真の7509Fは1998年に製造された6両編成です。
・・・以上、昨日はアラームをかけずに寝てしまった鉄道員日記がお送りしました。