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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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南海1000系1033F@関西空港

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イメージ 1

関西空港にて

関西空港で撮影した南海1000系1033Fの空港急行難波行き。撮影日は昨年12月26日で、関西空港駅でこうして駅撮りをするのはこの日が初めてでした。

南海1000系は1992年に登場した南海の通勤形電車で、関西空港開港を見据えた南海の新CI戦略に伴い、従来の南海の形式とはデザイン面が大幅に変更されています。

1992年から2001年にかけて東急車輌製造で76両が製造され、現在は6両編成10本、4両編成1本、2両編成6本が組成されています。運用は南海本線と空港線、高野線で行われていますね。

車体はステンレス製となっていますが、1051Fを除いて外板が塗装されています。製造は6次に渡って行われ、2次車と6次車において大幅な仕様変更が行われました。

制御装置はGTO素子を使用するVVVFインバータ制御で、6次車の1051FのみIGBT-VVFとなっています。主電動機は180kWのかご形三相誘導電動機。

車内はセミクロスシートとなっており、車端部にクロスシートが、中間部にロングシートが設置されています。運転台直後には客用扉があり座席はありません。

南海空港線の開業により南海の車両限界が変更されたため、2次車からは車体幅を広げて製造されました。1次車の車体幅2744mmに対して2次車以降は2850mmとなっています。

写真の1033Fは1992年度製造の1次車で、車体幅2744mmの狭幅車です。2両編成であり、4両編成と併結しての6両編成や2両編成同士の4両編成で運用されていますね。

登場時は1003Fと共に高野線の所属でしたが、2003年に南海線に転属、2009年8月に高野線へ復帰して11月に南海線へ、2012年に高野線へまた戻り、2015年から南海線に所属しています。


・・・以上、車側灯がかさ上げされている。ef_end_63がお送りしました。

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