関西国際空港にて
一昨年12月2日に行った関西国際空港での撮影で、8時前に飛来した個人所有のダッソー・ファルコン7X N889AB。
ビジネスジェットは今まで何度か撮影したことがありますが、ダッソー・ファルコンシリーズは初めて撮影しましたね。ただ遠くて、機体も小さいので写真はトリミングしています。
ファルコンシリーズはフランスのダッソー・アビアシオン社が生産しているビジネスジェットのシリーズで、写真のダッソー・ファルコン7Xは現在のフラッグシップ機です。
それまでのファルコンシリーズとは全く異なる新設計で、初の完全なフライ・バイ・ワイヤによる飛行制御を行うビジネスジェットです。操縦桿はサイドスティックが採用されていますね。
ビジネスジェットとしては比較的大型で、航続距離も長く、騒音も同クラス機に比べて小さいなど様々な利点があります。
エンジンはプラット・アンド・ホイットニー・カナダ製PW307Aを3基搭載しています。今や珍しくなった3発機で、中央エンジンはS字の排気口を持ちます。
現在生産されている3発機はこのファルコン7Xとファルコン900のみとなりました。またファルコンシリーズでは初めてウイングレットが装備しています。
機体の全長は23.19m、全幅26.21m、全高7.86m、自重15456kg、積載量15843kg、最大離陸重量31299kg、最大速度515kt、巡航速度486kt、航続距離11019km、上昇限度51000ftというスペックとなっています。
乗員は操縦士2名と客室乗務員1名の3名で、最大搭乗可能客数は12名。この時のフライトはクリントン国際空港→バンクーバー国際空港→関西国際空港という物だったようです。
・・・以上、3発機はやっぱり良いなぁ・・・ef_end_63がお送りしました。