南海本線浅香山~我孫子前にて
今年2月11日に南海本線の浅香山~我孫子前間に架かる大和川橋梁で撮影した泉北高速鉄道5000系の5505F。この日はとても良い天気でした。
有名な撮影地であるこの大和川橋梁ですが、午前中は本当に良い光が当たりますね。特別塗装の水色が青空に映えていました。この日はこの他にも色々と撮影できた日でしたね。
泉北5000系は泉北高速鉄道の前身である大阪府都市開発時代に製造された通勤形電車で、8両編成5本の合計40両が在籍しています。泉北や乗り入れ先の南海では唯一の8両貫通編成となっています。
デビューは1990年で、南海の車両をベースとした形式を導入していた大阪府都市開発にとって初めてのオリジナル設計車となりました。大型ガラスを採用した非貫通の先頭車が特徴的ですね。
車体はアルミ合金製であり、一般塗装では白をベースに青と水色の帯が巻かれています。泉北では初のVVVFインバータ制御を採用しており、同年には南海で初めてVVVFインバータ制御を採用した2000系がデビューしていますね。
製造メーカーは東急車輌製造と川崎重工業の2社ですが、川崎製の方が多く、東急製は5501Fの和泉中央より4両と5509Fの12両のみです。
写真の5505Fは1999年6月の大阪府立大型児童館ビッグバンの開館を記念して同年5月に特別塗装となりました。こちらは水色をベースにビッグバンのイメージキャラクターである「ベアル」と「メロウ」が描かれています。
デザインはビッグバンの館長でもある松本零士によるもの。当初は2001年まで運行する予定でしたが、好評のため現在まで運行されています。
2009年には10周年を迎えたため愛称を募集、「ハッピーベアル」と名付けられました。命名後は前面中央部に「ハッピーベアル」の愛称が掲示されています。
・・・以上、これも割と遭遇率が高い。ぽっぽやがお送りしました。