南海本線紀ノ川~和歌山大学前にて
紀ノ川~和歌山大学前間の踏切から撮影した南海10000系10008Fの特急サザン15号。撮影日は昨年12月27日。着々と撮影から丸1年となる日が近づいてきています。
ここ最近は10000系の写真を掲載しても復刻塗装の10004Fばかりで、通常塗装の10000系はかなり久々の掲載となります。なおかつ写真の10008Fは恐らく初撮影。
南海10000系は1985年に特急サザン用として登場した特急型電車で、現在は4両編成5本の20両が在籍していますね。写真の様に自由席車の7100系と併結しての8両編成で運行されています。
以前は10000系を2本併結した8両編成・全車指定席のサザンも運行されていました。また逆に通勤形で運行される全車自由席の特急も設定されていましたね。
1985年の登場当時は先頭車のみの2両編成でしたが、1992年に6両を改造して中間車化し8両の中間車を新製して全編成が4両編成となっています。
中間車改造されたのは10001F~10003Fで、10004F~10006Fに組み込まれました。10007F以降は新製された中間車を組み込んでおり、先頭車と中間車で外観が異なります。
写真の10008Fは新製中間車を組み込んだ編成で、同じ1992年に登場した11000系と同型の窓としたため両先頭車より窓の高さが高く、連続窓となっていますね。
現在は後継の12000系が登場しているため10005Fと10006Fが廃車となっていますが、それ以外の10004Fから10010Fまでは現役で活躍しています。
・・・以上、こないだ乗った10008F。ef_end_63がお送りしました。