泉佐野にて
南海本線と空港線が分岐する泉佐野駅。昨年3月30日にホームの和歌山市側で撮影を行いました。8両編成が大きなカーブを曲がってくるシーンを超望遠で撮影しています。
さて、当ブログは1日4記事を基準として更新していますが、南海ネタの消化が一向に進んでいません。そこで臨時更新として、しばらくの間南海の記事をもう1つ書くことにしました。
JRネタを除いて前の日に掲載したネタは掲載しない方針なのですが、仕方がありません。その日に南海の記事を書いていたとしてももう1つ書くこととなります。
この日は南海8300系の8両編成を写真の様な構図で撮影しようとして狙っていましたが、結局やってきたのは南海9000系でした。今もこの場所では8300系の8両編成を撮影できていません。
南海9000系は1985年に登場したステンレス製の通勤形電車で、南海本線向けの形式としては初めてのステンレス車です。高野線向けの8200系がベース。
世代としては特急サザン用の10000系と同世代となりますね。ただし10000系は初代1000系から機器類を流用しているので、機器類は10000系の方が古いです。
この9000系はその初代1000系の置き換え用として導入されており、4両編成5本と6両編成2本の合計32両が東急車輌製造で製造されています。
制御装置は界磁チョッパ制御器を採用しています。ブレーキは電気指令式で、従来の7100系などは電磁直通空気ブレーキを採用しているので併結する事は出来ません。連結器も違いますね。
4両編成は補助電源装置が1基しか搭載されていないため単独で運用されることはなく、写真の様な2編成を併結した編成や12000系との併結でのみ運用されます。
4両編成は5本あるため、12000系との併結開始前は併結8両編成を2本組成しても1本余る状態となっていました。12000系と併結しての営業運転は2015年12月に初めて行われ、2016年3月からは継続的に行われています。
写真の南海9000系9503Fは1985年4月3日に製造されました。同じ日には9504Fも製造されています。
・・・以上、久々にお金使った気がする。ぽっぽやがお送りしました。