南海本線紀ノ川~和歌山大学前にて
昨年12月28日に南海本線の紀ノ川~和歌山大学前間で撮影した南海8300系8303Fの和歌山市行き普通。上りとして8305Fが通過した5分後にこの8303Fが通過して行きました。
この時はまだ8300系をあまり撮影できていなかったので、連続でやって来て嬉しかったですね。8303Fは8300系の中で最初に撮影した編成で、その時は試運転中でした。
南海8300系は南海で最も新しい通勤形電車で、営業運転は2015年10月8日。上の写真の撮影当時は営業運転開始から2ヶ月半ほどしか経っていないので、まだまだ綺麗な状態ですね。
南海の形式と言えば神奈川の逗子にある東急車輌製造とその後身の総合車両製作所製のものが多いのですが、この8300系は全車が近畿車輛で製造されました。
近畿車輛製の南海車というのは1973年に製造された南海7100系以来42年ぶりとなります。8300系には比較的前後に長くとられた先頭部やドア横の車体接合部を隠すステッカーなど近車らしさがありますね。
現在は4両編成5本と2両編成6本の42両が在籍しています。4両編成は全ての編成が2両編成と併結した6両編成となっており、写真の様な4両単独編成ではしばらく運行されていません。
2両編成は6本あるので4両編成が全て2両編成と併結しても1本余ることとなり、余った2両編成1本は8000系と併結しています。今のところ他形式と併結して運行されているのはその1本のみ。
特急サザン用の12000系との併結や1000系2両編成との併結など多彩な運用を見てみたいですね。
・・・以上、春は18きっぷを使いたい・・・鉄道員日記がお送りしました。