泉佐野にて
泉佐野で昨年3月30日に撮影した南海50000系50501Fの特急ラピートβ36号難波行き。カーブの向こうから現れたのは南海50000系のトップナンバー編成でした。
やはりこのカーブは編成が長いと見栄が良いですね。ただし遠いので、和歌山市側のホーム端から撮影していますが、かなりの望遠が必要となります。
この時は鉄道の撮影には滅多に使うことのない500mmレンズで撮影していました。今回の写真は焦点距離340mm。やはり遠いとある程度はゆらいでしまいますね。
泉佐野は南海本線と空港線が分岐する駅であり、ポイントの配線も複雑ですね。ホームは3面4線。写真の50501Fは空港線の線路を走り、分岐を渡ろうとしています。
南海50000系は空港アクセス特急「ラピート」用として関西空港の開港に合わせて登場した特急型電車で、特急ラピートは関空開港と同じ1994年9月4日に運行を開始しました。
50000系は「レトロフューチャー」をテーマとした大胆なデザインとなっており、非常に特徴的な外見を持っていますね。車体は普通鋼製で6両編成に定員が252名となっています。
6両編成6本の合計36両が在籍しており、普段は特急ラピート専用として運行されています。偶に団体列車に使用される事があり、和歌山市方面や高野線への入線実績もありますね。
座席はレギュラーシートとスーパーシートの2クラスが設定されています。6両編成中2両がスーパーシート車で残りがレギュラーシート車。座席数はスーパーシートが54席ありレギュラーシートは198席。
50000系も登場から20年以上経過したため2014年からリニューアル工事が始まり、2015年4月に最初のリニューアル編成が出場しました。その編成が写真の50501F。
リニューアルは制御装置がGTO-VVVFからIGBT-VVVFに変更され、側面幕がフルカラーLEDとなり、LED式車内案内表示装置がLCD式となり、客室内の床面にカーペットが敷かれ、サービスコーナーが撤去されるなど大がかりな物と鳴っています。
写真の50501Fの他、現在は50503Fと50505Fがリニューアルを受けているようですね。
・・・以上、一回難波から乗り通してみたい。ぽっぽやがお送りしました。