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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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南海6000系6027F@浅香山

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イメージ 1

浅香山にて

南海高野線の浅香山で撮影した南海6000系6027Fの千代田行き普通。撮影日は2015年の12月31日で、この6027Fの1本前の列車から浅香山での撮影を開始しました。

1本前の列車の時は曇ってしまいましたが、6027F通過時は晴れて綺麗に太陽が当たってくれました。ステンレスの無塗装ボディに光が反射して格好いいですね。

写真の列車は千代田行きとなっていますが、千代田駅と河内長野駅の中間には小原田検車区千代田支区と千代田工場があるため、写真の6027Fは千代田到着後に入区する物と思われます。

南海6000系は1962年に登場した通勤形電車で、南海では初めての4ドア通勤形の高性能電車となりました。登場から既に半世紀以上経過していますが、未だ1両たりとも廃車が発生していない珍しい形式です。

この6000系はオールステンレス車体を採用しており、アメリカのバッド社からライセンス供与を受けた東急車輌製造で製造されました。同じ1962年には東急9000系、京王3000系が登場しており、東急車輌製ステンレス車の先駆けとなっています。

1969年までに72両が製造され、現在まで転属も廃車も行われていません。これは大手私鉄ではかなり珍しい事で、6000系がいかに丈夫に造られているか、またステンレスの耐食性が伺えます。

登場当時は3両編成で落成しており、1966年以降の製造車は輸送需要の高まりから4両編成として落成しています。現在は4両編成11本と2両編成14本に組み替えられていますね。

写真の6027Fは2両編成で、製造次数は6次車に該当します。落成日は1968年3月18日。この時は2両編成同士の併結で、併結相手は6015Fでした。


・・・以上、四国ってお得。ぽっぽやがお送りしました。

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