Quantcast
Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2912

南海7100系7189F@泉佐野

$
0
0

イメージ 1

泉佐野にて

泉佐野で昨年3月30日に撮影した南海7100系7189Fの難波行き普通。この日は関西空港からやってくる8両編成の空港急行を狙って泉佐野の和歌山市側で撮影していました。

泉佐野は南海本線と空港線が分岐する駅で、どちらも複線であるため分岐のある駅南側は複々線状態となっています。内側の2本が南海本線の和歌山市方面で、外側の2本が空港線の関西空港方面。

駅の発着線も1~4番線まであり、1・4番線に普通列車が、2・3番線に特急や急行など優等列車が発着しています。上下方向別に分けると、1・2番線が下り列車、3・4番線が上り列車用となりますね。

写真の列車は和歌山市からやってきた普通なので、内側の上り線を通り、シーサスクロッシングを渡って4番線に入線しようとしています。手前のカーブを渡りきる前に分岐にさしかかっているので、編成がS字になっていますね。

こういった列車がポイントを渡るシーンというのは見ていて楽しいですね。編成が長く、ポイントが多いほどその楽しみも増えます。ターミナル駅で編成がいくつもの分岐を渡る姿はつい見てしまいます。

写真の南海7100系は1969年に登場した通勤形電車で、1973年に控えた架線電圧の1500Vへの昇圧を前に、昇圧に対応できない旧型車両を置き換えるために導入されました。

製造は東急車輌と近畿車輛で行われ、南海の形式としては最大数の152両が製造されています。製造は6次に渡って行われ、現在は1次車が全て廃車となっているほか、2次車以降にも廃車が発生していますね。

写真の7189Fは最終グループの6次車に該当する編成で、1973年10月24日に製造されました。6次車は昇圧後の製造となったため昇圧前の600Vに対応する必要が無く、単電圧車として製造されています。


・・・以上、久々に西田和枝社中を聴いた鉄道員日記がお送りしました。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2912

Trending Articles