住吉東にて
南海高野線の住吉東で撮影した泉北高速鉄道5000系5503Fの和泉中央行き準急。撮影日は昨年の2月11日で、この日は朝から南海高野線や大阪市営地下鉄など色々と撮影していました。
浅香山での撮影は夕方になってから始め、約20分滞在していました。滞在時間としてはあまり長くありませんが、列車頻度の高い高野線なので色々と撮影できて良かったですね。
泉北高速鉄道5000系は泉北高速鉄道の前身である大阪府都市開発の時代に導入された通勤形車両で、1990年から1995年にかけて8両編成5本40両が製造されました。
製造メーカーは川崎重工と東急車輌の2社で、5501Fの和泉中央より4両と5509Fのみ東急車輌製、その他は川崎重工製です。写真の5503Fも川崎重工製の編成ですね。
5000系登場以前の泉北高速鉄道線の車両はすべて南海の車両に準じていましたが、この5000系で初めてオリジナル設計の車両が導入されました。従来の車両とは大きく異なるデザインですね。
大阪府都市開発として初めてVVVFインバータ制御装置を採用し、また従来形式の車体材質はステンレスでしたが、5000系ではアルミ合金とされています。車体が全塗装されているので鋼製車のようにも見えますね。
この5000系以降はすべてオリジナル設計の形式が導入されており、乗り入れ先の南海よりも早く新機構を採用する場合もありますね。VVVFインバータも南海と同じ年の採用ですし。
現在は登場から20年以上経過したためリニューアル工事が行われており、写真の5503Fにも施されています。工事の内容としては、ライト類の交換や化粧板・床材の張り替え、座席の交換、LED表示器のLDC化など。
・・・以上、久々にヨルムンガンドのサントラを聴いているぽっぽやがお送りしました。