和歌山大学前にて
南海本線の和歌山大学前駅で撮影した南海8000系8007F。撮影日は昨年3月30日。この日に撮影したネタを臨時更新で掲載していますが、泉佐野のネタが前回で終了しました。
泉佐野での撮影後は地元駅である和歌山大学前に戻り、復刻塗装となっていた南海10000系10004Fを撮影することとしました。写真の8007Fはその待ち時間にやって来た編成。
南海8000系は2007年に登場した通勤形電車で、1963年に登場し老朽化の進んでいた7000系を置き換えるために導入されました。4両編成のみ13本の合計52両が在籍しています。
トップナンバーの8001Fは8002Fと共に2007年10月末に落成し、12月4日から試運転を開始しました。その後2008年3月26日に営業運転を開始しました。
8000系は軽量ステンレス車体を採用しており、一部の部品はJR東日本のE231系と共通となっています。側面と屋根部の接合は雨樋部分で行われており、前面は補修の容易なFRP製ですね。
制御装置はIGBT素子を使用するVVVFインバータで、日立製のVFI-HR-1420Qが搭載されています。主電動機は180kWのかご形三相誘導電動機。編成出力は1440kWですね。
8000系は6次に渡って製造され、5次車以降は東急車輌製造の後身である総合車両製作所で製造されました。写真の8007Fは4次車に該当します。
8007Fは8006Fと共に2012年1月31日から2月2日にかけて甲種輸送され、3月中旬に営業運転を開始したようですね。
・・・以上、デラックスなヤツを頼む。ぽっぽやがお送りしました。