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和歌山大学前にて
2016年3月30日に南海本線の和歌山大学前駅で撮影した南海8000系8003F。和歌山大学前での目標であった南海10000系10004Fを撮影し、ついでに続行の普通も撮影することにしました。
そこでやって来たのがこの8003F。10004Fを撮影した構図では失敗してしまったので、駅停車中の姿を撮影しました。30分前にもこの構図で8000系8007Fを撮影しましたね。
南海8000系は2008年3月26日に営業運転を開始した南海の通勤形車両で、4両編成13本の合計52両が在籍しています。南海本線向けの形式であり、所属区は全車住ノ江検車区。
1963年登場で老朽化の進行していた7000系を置き換える目的で導入された形式で、走行機器類は1000系を基本としています。南海本線向けとしては1000系以来7年ぶりの新型車となりました。
車体は軽量ステンレス構造で、一部にはJR東日本のE231系の部品が取り入れられています。前面は事故などで損傷しても修復の容易なFRP製。車体は無塗装ですが、帯はフィルム張りではなく塗装されています。
1000系では車端部にクロスシートを配置したセミクロスシートとなっていましたが、8000系の車内はオールロングシートです。座席にはスタンションポールが2本取り付けられていますね。
この8000系は6次に渡って製造されており、製造途中で様々な改良が施されました。写真の8003Fは2次車で、貫通扉が灰色に塗装されています。30分前に撮影した8007Fと見比べると、貫通扉の窓の大きさが違いますね。
この8003Fは2009年3月に落成し、3月2日から4日にかけて8004Fと共に甲種輸送されてきました。3月31日に営業運転を開始しています。
・・・以上、未塗装状態でも撮影したことのある8003F。鉄道員日記がお送りしました。