和歌山市にて
南海本線の和歌山市駅で撮影した南海8300系の並び。左が4両編成の8304F、右が2両編成の8705Fです。8300系同士の並び写真を撮影したのはこの時が恐らく初めてです。
撮影日は昨年8月9日。右の8705Fに赤色反射板が取り付けられ連結器が並形自連となっていることから、甲種輸送で到着したばかりであることが解りますね。
この日は8705Fと8706Fの2両編成2本4両が和歌山市まで輸送されてきました。自分は紀和~和歌山市間で撮影した後、和歌山市駅の北東にある踏切からこの写真を撮影。
隣に8304Fの区間急行がいるのは偶然なのでしょうが、新しくやってきた弟分を8304Fが出迎えているような構図でした。この反対側では牽引してきたDD51と南海の各形式との並びが見られましたね。
南海8300系は2015年に登場した南海の最も新しい形式で、2015年に製造された1次車は4両編成、2016年に製造された2次車は2両編成となっています。
南海7100系以来42年ぶりに近畿車輛で製造された形式でもあり、4両編成は5本が、2両編成は6本が製造されています。営業運転は1次車が2015年10月8日に、2次車が2016年1月12日に開始しました。
現在すべての1次車は2次車と併結しての6両編成で運用されており、単独の4両編成や4両編成同士の8両編成、2両編成同士の4両編成などでは運行されていません。
2次車の方が1本多く製造されているため1次車と2次車で編成を組んでも1本余る訳ですが、その余った2次車(8706F)は南海8000系と併結しています。これが現在見られる唯一の他形式との併結。
・・・以上、ふと思い出して懐かしい曲を聴いてみる。鉄道員日記がお送りしました。